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僕と町と夜
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作詞 dance24kA |
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旅に出ようと思うんだ
だってこの場所は
僕の居場所じゃない
この町でいったいいくつの夜を耐え
いったいいくつの朝を迎えただろう
この町の夜は僕には長すぎて
今も夜の暗い闇の中にいるんだ
空に散らばる星を見つけては
その一つ一つに願いをかけた
『どうか僕にも朝が来ますように...』
この町でいったいいくつの宝(もの)を手にし
いったいいくつの宝(もの)を失くしただろう
それはどれだけの価値をもっていたのだろう
ただ失うことを怖れては
血塗れの両手で抱き締めていた
全てを捨てて旅に出るよ
きっと全部大切で
きっと全部二度と手には入らない
けど離せずにいたその証は
剥がれた瘡蓋の跡として永遠に残る事実だから
寂しくなんてない......嘘
空に大きな穴があいた様に
不安で悲しくて寂しいんだ
僕がこの町を出て行けば
この町に朝が来るのでしょう?
僕が夜を連れていくから
どうか安心して瞳を閉じて
明日にはきっと朝がくるから
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