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旅人
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作詞 リム |
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排気ガスの匂いに
一人歩く旅人
何を求めて進む
細い両目見開いて
風の歌は聞こえず
心の中 灰色
寄せ集めの体で
たまに足を絡ませて
ここは暗くない
明るくもないけど
静かに揺れてる
建て付けが悪いな
空を仰いでも もう
太陽は見えないのさ
僕は暗闇の中
いつまで続くだろう
雨上がりの歩道で
一人歩く旅人
厚い黒い雲には
とっくに慣れてるのに
不安に襲われ
傘は壊れてる
涙が出そうさ
流れないけれど
「光がひとつもない」
僕は勘違いしてた
心の中にひとつ
嘘だとしても見えるよ
空を仰いでも もう
太陽は見えないけど
心の中でずっと
光り続けるだろう
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