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幻
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作詞 さや |
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長い長いと呟いた毎日が
今はただの思い出になっていて
振り返るとこんなとこまで
僕はやってきていたんだ
久しぶりに歩くこの遊歩道
あの日の温度と気持ちが
僕の喉元をキリキリ痛めた
君と過ごした時間を
今も忘れられない
僕だけじゃないって
信じているよ
思い出の1つでも
笑い話になっていても
覚えててくれてるなら
ただそれだけで良いんだ
会えるなんて柔い思いに
君はいつも裏切りを示す
遠くに行った君のこと
避けるように歩いた僕を叱ってくれ
最後の日なんて言わないよ
君には最後まで言えなかった
笑って右肩に触れる
そんな君を飛び越えて
僕はこんなとこまでやってきてしまってた
この道を歩くと君の影探してる
もうこの街にはいないとわかっていても
目につくのはあの時の僕たちの姿だけ
君も僕と同じように年を重ねているのに
振り返ればこの声届くような気がした
すれ違った君の悲しそうな横顔
知らないフリしてうつむいた
もうこれ以上愛せない
ただ若すぎた
そんな言葉たちで
片付けられるほど淡い思いなんかじゃなかった
ほんとに好きで息ができなかった
ほんとは今も 君のことこんなにも
おもっている
もう君には伝えられない
それでもずっと大切で
なくせない君とこの温度
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