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破片
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作詞 さや |
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エアコンのきいたこんな部屋から
見上げる空はいつも綺麗で
テレビの中の猛暑の知らせ
知らぬ顔して過ごしていくの
バイトのために出掛けた夜明け
静かに動くバスの中で
いつものお部屋恋しくなった
何度目かの夏が僕を呼んだ
駆け足でいく 走っていくよ
嫌なことと嫌いなあの子
みんな消えてなくなればいいのに
風鈴の音に耳は鳴いた
悲しげになってるような高音
幼げな彼女は耳を痛めた
セミのぬけがら 廊下にころがる
わたしもこんなうまく脱いで
今までよりも綺麗でいたい
わたしだけを愛して
わたしのことだけ考えて
眠れなくなる理由がいつも
わたしであるように
わざとほのめかす悪口のかけら
胸に傷痕 知らんぷりしてる
血なんて見られぬよう
あなたをおどかす
白いワンピース なびいた熱風
明日の僕から逃げて歩こう
あとすこしだけの夏休みのはじまり
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