|
|
|
魔法
|
作詞 さや |
|
君の面影さがして
いつもの道駆けおりてく
雨の匂いに目をつむって
悲しくない と繰り返した
音もなく一人きり
君の声に耳をすます
朝もやに浮かぶ月
白い影朽ちて消えた
揺れる空に涙ふいて
弱い自分を守っていた
一つだけの君の欠片を
見つけ出すこともできない
上昇気流に体あずけて
歩き出す右手の温もり
心の中で君の名を
呼んでみたら近づく鼓動
坂道を勢い良く走り出す
もうこれ以上離れないように
君の未来に僕が
すこしだけでも触れられれば
どんな言葉も思いもすべて
きっと声にならないけど
もう一度君に会えるのなら
僕は空でも飛んでいく
風の音をきこう
君の声をきこう
明日の僕に会おう
|
|
|