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余韻
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作詞 さや |
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揺れていたあの日のあの思いが
何故か今になって浮かんできて
忘れたはずのあの人を
恋しく思ってて
思い切りすぎた一歩目は
後悔と寂しさを置いていく
この日々がなんだか怖くて
忘れないように記してた
優しくふいた風の奥に見える
あなたの横顔に恋してた
空を走る雲たちが
いつもより遠く見えた気がする
胸の底のなにかに触れたくて
伸ばした右手はなにを掴む
あなたのこころへと響くように
囁く声はどこに消えた
はじまりは小さな勘違いで
いつかやって来る日々の夢に
間違いの言葉を解き放す
過去の自分が愛しくて
前髪をうばう向かい風に
立ち向かう勇気もなくなってた
爪の先まで届くような
暖かな体温が冷たくて
ふっと流れてきたこの風は
誰のもとをたどってきたの
ささやかな愛をのせて
どうかあなたの元へ届くように
わずかな思いを忘れないで
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