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飛翔ボーイ
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| 作詞 uyaむ |
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もげた羽根を両手に抱いて
いったいどこへ行けるっていうんだ？
捨てちまえよ、そんなもの
そうすりゃきっと 楽になれるはずさ
ガラガラと音を立てて崩れる世界
危機的なノイズが鼓膜を叩く
回る回るモノクロの世界
ニ進も三進も前進不可能。
明日なんか見えやしない
光はすでに、過去の胃袋の中
折れた心をぶら下げたまま
いったい何ができるっていうんだ？
やめちまえよ、迷うなら
そんなんじゃきっと 失うだけだ
少しずつ削られていく理由
何度繰り返せば終わりがみえるだろう
がむしゃらに手足を動かせば
ますます身動きが取れなくて
為す術もなく墜ちていく
倒れこんだ冷たい床 身体を蝕む感覚
どうしようもない絶望の中
声が、聞こえた
「倒れたところで、次はどうする」
…そうさ
俺は いつだって
前だけを見て 空だけを見て
ただ生きたいと思い続けてきただろう
過去だろうが 時だろうが
もう この歩みを止められやしない
もげた羽根は置いていこう
迷いと共に 空に還して
大丈夫さ、心配ご無用
自分に気づけた 今なら きっと
飛べるはずだ
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