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無音
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作詞 uyaむ |
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暗闇に散りばめられた星達が 地べたを這いつくばる僕を笑った
澄んだ冬の空気が 身体を冷たく撫でる
刻んだ足跡に呼びとめられた 「本当はどうしたいのさ?」
僕は唇を噛みしめ 振り上げた腕を―――静かに下ろした。
僕のしたことが逃げるということなら
何度だって逃げてやる この酷い世界から
無理に戦おうとしなくても良いんじゃない?
自分さえ見失わなければ
傲慢な正義をぶら下げて 必死に流れる時に逆らって
ただがむしゃらに 何かを掴もうとした
ボロボロに傷ついて 大事な何かを壊してまで
手に入れた現実に意味はあるのか
自分と違うものを拒むだけじゃ何も変わらない
僕のしたことが裏切りだというのなら
何度だって謝ろう この狭い世界に
それでも守りたいものがあるから
やっぱり僕は......逃げるよ
空から見たこの世界は 何事も無かったかのように綺麗で
どこかにいるはずの君を想って
僕はのどを嗄らして叫ぶよ
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