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最期に嫌われた日
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作詞 蒼空美羽 |
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溜め息色した 心臓を嫌った今日
だが どうしようもなく
如何せん明日は来るものです
与えられた両目で見つけたモノは何だろう
与えられた両手で掴んだモノは何だろう
涙が不在でも 君が悲しんだ今日
だが どうしようもなく
如何せん頬は乾くものです
そんな日々が続くのです どうしようもなく
朝が嫌いで 夜が嫌いで
挙げ句の果てに 生きてる事が嫌いに
だが 有りと有らゆる 悲しみを持ってしても
君の笑顔や世界の公転には敵わない
まだ 生きる事を選んだ日
右側だけじゃ もう駄目だと知った今日
では どうしようもなく
他人の温もりを探すのです
与えられた悲劇に相応しい名前は何だろう
与えられた喜劇に相応しい名前は何だろう
左側からの 心臓を愛した今日
だが どうしようもなく
如何せん最期は来るものです
そんな事実が命なのです どうしようもなく
儚くて 美しいと思える 生命の美学なのです
青空に睨まれて 夕焼けに睨まれて
過去に浸る今日 逃げ道なら 回れ右
青空に見守られて 夕焼けに見守られて
明日に焦がる今日 救いの手なら 回れ右
雨が嫌いで 風が嫌いで
あなた方がいないと晴れが嫌いに
ただ 何か一つ失う程度で 色を変える世界
残酷だが 皆 友達になれれば
朝が嫌いでも 夜が嫌いでも
挙げ句の果てに 生きてる意味が有れば
ただ 有りと有らゆる 悲しみを持ってしても
与えられた悲劇と喜劇に思い出と名付けて
ただ 生きる事を選べた日
どうしようもなく 生命でいられた日
どうしようもなく 最期に嫌われた日
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