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その日
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作詞 はる |
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何も無い街
ビルは立ち並ぶのに
中身は無いただの抜け殻
歩く人たち
足を引きずるように
前へ前へと
その日を目指して
乾いた風
そっと肌を滑って
私の水分を吸い取って行った
もう奪われるものは何もないよ
この世の中は
まるで生きているように
撫でるように
抱くように
私を少しずつ壊していく
人間に心があるなら
きっとみんな枯れてて
触ったらきっと簡単に崩れてしまうでしょう
だから求めて
無くしては求めて
それでも足りないから泣いて
人はその日に向けて並走している
横の人の涙を拭きながら
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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