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Dance Room
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作詞 はる |
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月に見放されたような
この部屋の中
熱い吐息が部屋に溢れだしては
体に絡みついて離れない
私は知ってる
あなたの上着のポケットには
いつもは薬指に光るはずの絆の証
土は乾いては濡れて
花は咲いては枯れた
少しだけ霞んだ私の視界じゃ
前しか見えなくて
また転んでは泣いて
傷を舌で慰めるの
一人で歩くコンクリートの世界は
どんなに叫んでも響かない
満足そうなあなたは誰?
扉の向こうで一列になって待ってる
あなた達は誰?
汚い快楽 舐めとっては
求められる笑顔
吐息と欲と嘘が渦を巻く部屋は
天国に見えるのか地獄に見えるのか
あなたは幸せそうだね
嘘つきはお互い様なの
私の価値はこんなもの
薄い紙になって
満足そうな君を見送るよ
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