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COMING SOON
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作詞 古閑 |
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広がる景色を手の中へ
この小さな手の中へ
真っ直ぐのびるあの道を
歩きたいと願った
膨らむ期待はいつも
優しさに包まれていて
僕を置いて空高く
浮かんでいったんだ
触りたいものが側に
聞きたいことが側に
だけど捕まえたい未来は
まだ遥か遠くで走ってる
幻を見つめる力が
足を引っ張っていただけ
痛む腕を押さえながら
鼓動に合わせて歩こう
完璧を目指さなくていい
これ以上の苦労は必要ない
太陽の下に立った時に
もう全てを受け取ったんだ
後悔で満たされた身体を
投げ出してみたくて
雲の上まで行っても
震えは止まらないだろう
一通り世界を馬鹿にして
閉じこもってみても
前よりも寒さは増して
外を覗くことさえも
できない僕が隣に
それでもできる君が前に
逃げ出した希望はいつも
呆れた振りして待っている
履き捨てた靴がこっそり
矢印を消していただけ
帰りたい場所はずっと
足元の影の下に
着飾った姿はいらない
錆び付いたように見える
大事なものは作った時から
透き通ったままなんだ
追いかけ続けた未来は
必死に君の方へ走ってる
今まで通りに進んで
お互いに近づくんだ
そうして何度も踏みしめた
地面を見つめてついに気付く
ずっと眺めていたあの道の
上に自分が今立っていることに
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