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アルバトロス
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作詞 古閑 |
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夢というには大きすぎて
願いというには小さすぎる
白い羽根を抱えた子供たち
海の向こうを見つめてる
大人に持ち上げられては
笑われる日々ばかり続く
どれだけ邪魔になろうとも
絶対に離さないと誓った
今を大人より理解してるのに
未来のことは何も分からない
気遣われて問いかけられても
言葉の意味はまだ
まだ
美しく羽根を広げて
甲高い鳴き声を上げて
夕陽へ向かって飛んでいく
一番大事な夢は離さないで
黒ずんでしまった羽根を撫でて
慰め合ってる子供たち
大きすぎる夢を引きずって
真実から逃げている
大人たちは肩を叩いて
必死で自分を語りだす
真剣に聞く気なんか無い
あれだけ笑っていたくせに
未来に色がつき始めた
羽根を広げることを躊躇った
数え切れない知識をつけても
言葉の価値はまだ
まだ
美しく羽根を広げて
甲高い鳴き声を上げて
夕陽へ向かって飛んで
いかない終わりは認めないで
大きすぎる夢を
小さすぎる願いを
離していく子供たち
透明な羽根で
海の向こうへ飛ぶ
美しさを捨てて
真っ黒な羽根を引きずって
仲間を見送った子供たち
夢の忘れ方は教わったけど
諦め方はまだ
まだ
どれだけ邪魔になろうとも
離さないようにと誓ったんだ
真っ白な羽根に戻るまで
続きを信じて生きるんだ
何度真実に捕まっても
逃げ出す時を見つければいい
美しい姿で鳴き声をあげて
夕陽へ向かう終わりしか認めない
夢というには大きすぎて
願いというには小さすぎる
それの名前はまだ
まだ
今から決めるんだ
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