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メカニズム
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作詞 古閑 |
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誰かさんは胸張って誓った
この世の謎全て解き明かすって
心臓と愉快な仲間達が
揃いも揃って彼をあざ笑った
あの石はいつ作られたとか
あの絵は何のために残されただとか
今になっても続くくだらない
論理漏らすくらいならさ
すぐ目の前一番近いところにある
謎に触れようよ
いつまでも過去を思い出せる
ときに未来までもを見出せる
そして今に目を背けようとする
僕らが生き続けてこられたのは何故
産まれた新しい不思議はさ
最初の内だけ愛情に染められて
あと20年も経てばすっかり
そんな昔のことは投げ出して
それどころか忙しいからとか
馬鹿馬鹿しいとか前とは大違い
何のお陰でここに居ると思ってるの
手を伸ばせると思ってるの
僕らは謎の周りに居る
そして誰かの謎になっている
何何だって捨てるお前が何何だ
頭の仕組み教えてよ
でも分からないままで死ぬのを
嫌がっているわけじゃなかったし
作ってもらったことを
感謝したおぼえもなかった
僕らに愚痴言う権利はじめから
もしかしたら 無いのかな
気づかずに生きてきてしまった
命の複雑さ考えていなかった
それじゃあ
精一杯これから息してみせるよ
僕自身に話すよ
ようやくずっと前の命から
言われたことの意味分かったよって
心臓を自分で止めてほしくないから
誰かさんは謎を用意したんだ
その気持ち大切に受け取って
空を見上げてるのがきっと僕なんだ
遠い彼方で見下ろしている人に
いつか贈ってあげよう
全てあなたのお陰だよ
本当にありがとう 神様
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