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人間観察
作詞 古閑
あちらで逃げていくのはどこの臆病者だろう
いくら走っても意味無いと思うのに
だってこの星は丸いから
もしかしたら一生休まないつもりなのかな

赤い屋根の下 待ち合わせだろう
どうやら彼はあと3年待っても来ないようだ
僕が陰口叩いても意味無いか
ああ結局会ってしまったよ

そのままの格好で段々冷めて
一緒に暮らす頃には多分飽きてるんじゃないかな
案の定目の前しか見てないようだ
先のこととかどうでもいいわけでないのに


人ごみの中うろつく男の子
何でか知らないけどはぐれたみたいだ
誰か助けてやれば良いのにな
僕が行くっていうのも面倒くさいしな

ひったくったばかりの鞄握って
必死で逃げていくあいつも臆病者
この一瞬からもうどの道も行き止まりなのに
ああ日に日に無常に近づいてく 昔は良かった

いざこざに紛れた自己主張
苛立ちに見せかけたただの自分勝手
何もかもバレてるけど恥ずかしくない
方がおかしい それ常識になったのいつから


嘘しか流さない飾り物同然のモニター
そんなのに群がる弱虫たち
はいはいどうでもいいよ さようなら
どうして見せるものから見せたがるものになったのか

忙しく動く大量の二本足
使わなくなる日も遠くは無いだろう
僕の退屈じゃない面倒臭さ
あいつらに寄付でもしてやろうかな

子供だまし以前に子供にすら笑われてる
乱れて廃れて古びて忘れ去られてしまえばいい
思い通りになる奇跡 起こってしまうことも
向かう道の途中 どこかに落ちてる


泣きながらどこかへ駆けてく人
よく見ればさっきの待ち合わせの子だ
ほら見たか 現実になったぞ 嘘じゃなかったろう
そんな僕も 一体何に自慢してんだか

数え切れない出会いがもう1年も無い間に
消えていくよ そうも読み取れるけど
幸せなんだといつでも言い張る強がり精神
ホントどこの言い訳から思いついたんだか

見つめれば見つめるほど 耳澄ませて聞くほど
どんどんくだらなく感じてくる世の中だ
こんな場所に80数年も居残りしていて
最後まで喜べる人なんて

もしくは 最後まで悔しがっている人なんて
恐らくは 僕くらい
このどっちつかずめ


ずっと変な目で見つめられてるの無視して
溜め息ばかりついていた馬鹿がようやく立ち上がる
きっと100年経っても気づきはしないだろう
お前もずっと星の数ほどの何かを受け止めていた事実

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歌詞タイトル 人間観察
公開日 2011/09/13
ジャンル その他
カテゴリ その他
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