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調子の乗客
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作詞 古閑 |
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この世に生まれてきたからって将来安泰とは限らない
触ったものが何か即分かる 能力なんて何もかも無い
好き勝手喋り ただ欲を抱きしめ
鏡に向かっての万歳
自画自賛を通り越した跡
ほったらかしにして見せびらかすの
自分も相手も同じ人間
競い合おうとする心を憎むこともしないの
仙人超人偉人 肝心なところを逃して敬って
吹き飛ばされた喜びは悲しみと苦しみで補った
けどそんなの10分もしたら瞬間的に治ってるから
また代わりにスルースキル入れて忘れちゃえよって言い聞かすって
誰に習ったの 教わっていたの 親から友から悪魔から
この世に生まれてきてどうだい 幸せかい 言ってごらんよ
あぁうん 分かった でもそれ「イマノハナシ」にしておくよ
また死んでから聞きに来るよ この一言が恐怖になるだろう
どっかが欠けて全部駄目になって
記憶も性格も不適格だ 暖簾を通って自分だけが置いてかれた
やがて皆に見捨てられて「待ってくれよ」って言い張るの
無駄に必死 それしつこいな いい加減に振り向いてみろよ
そこにはただ草生えた地面 その間に皆が行っちゃった
追いかけても仕方ないからその辺のスコップで掘り出してみるしかないね
自画自賛を通り越した跡がまだこんな所に残ってた
いろんなもので埋め尽くした結果 これが全ての答えなんだ
見せていたから狙われていた
誰もが彼を皮肉った
怒り狂う暇も無く 今度はこっちの方から背を向けてやるよ
もう何も言わないよ 覚えてるうちに死んでくるよ
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