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あの頃...
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作詞 寛奈 |
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ここにいると落ち着く。
そんな言葉は
ありふれているけど
言葉に表せないほど大切な物。
忘れたの。アタシは、
ここに大きな忘れ物をした。
この町で歩いてみると
昔の自分を思い出す。
この部屋の思い出は、きっと忘れられない。
少女が言う言葉は、
とても素直で受け止めれないアタシがいて
太陽を浴びて少女に
聞くの。
「じゃあ、貴方は、どう育ったの?」
希望なんてないアタシに
少女は、何も答えずに笑った。
古い部屋の片隅で、また思い出す。
あの頃、少女は笑ってた。
「何にが笑える?」と聞いても
何も答えない。ただ笑ってる。
昔のアタシは、少女みたいに
素直で純粋で何もないのに笑ってた。
愛がなくても笑ってた少女
今のアタシには無理だけど。
よく少女は、言ってた
「きっと、いいことはある」
少女の希望に答えれずにゴメンネ。
でもアタシは、羽ばたくから
忘れ物を取り返してアタシは都会に戻った。
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