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四季
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作詞 那伽 |
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春、初めて貴方に会いました
鋭い目つきに派手な髪色
最初は貴方を見るたびに恐かったんです
でも、初めて隣の席になって
貴方がとても優しい人なんだと知りました
ほんと、人は見かけによらないですね
夏、友達から恋人になりました
この頃は色々あって少し貴方といる時間が
友達でいたときより減ったような気がしました
それでも、空いた時間に行ったお祭りは
とても楽しかったです
秋、初めて死ぬのが怖いと思いました
貴方に会うまでは、生きるという事を諦めていました
生まれてからずっと付き合ってきたこの病気
貴方に知られるのが恐かった
それは、貴方を愛し始めてしまったから
それでも貴方は私を受け入れてくれた
だから余計に恐かった
貴方の傍を離れる事が…
冬、貴方の笑顔が思い出せなくなってきました
何時も傍にいて、微笑んでくれた
その貴方の笑顔がだんだん・・・思い出せなくなってきました
もうそろそろなのでしょうか
そして春、私はもうこの世にはいないでしょう
貴方と出会ってこの1年
私は沢山のものを貰いました
優しさ、愛情、笑顔、勇気、嫉妬、悲しみ
貴方に貰ったものは数え切れないほどの宝物
私も貴方に何かあげる事ができたでしょうか?
私は、貴方に会えて幸せでした
そしてこれからも
さようなら、さようなら
この声は貴方に届いたでしょうか?
さようなら、さようなら
そしてまた
貴方が愛してくれた私は、貴方の元へ戻ります
そしたらまた、愛してくれますか?
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