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ねがい
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作詞 UKY |
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また今日もこの名もなき本の
見開き半ページのとこからスタートするstory
味も色もにおいも何もかもを
感じることができない 単調で淡白なstyle
いつまで続くのか 見えない
夢を抱く人と 羨む人
皆同じ場所に立っていて
毎日同じ1ページに
足跡を文字として書き記している
1文字だけからでも 1文だけでも
楽しく読めるようになれたなら
「いつまで歩けば潜り抜けるの?」
ひたすら長いこのトンネルを歩いている男(ひと)がいる
「なぜにそんなにも急いでいるの?」
隣にいた他人は少しその男(ひと)の前を歩いている
少しのアイディアを見過ごしている
希望を抱く人と 挫折する人
どんどん先を歩いていく
呆然と立ち尽くしている
その距離はみるみるひらいている気がする
早足だけからでも 駆け足だけでも
少し近づけるようになれたなら
未来(さき)を見据える人と 現在(いま)を見る人
皆同じ場所に立っている
目に見えずとも着実に
その距離はみるみるひらいている気がする
小さなことからでも どんなことでも
全て自分のものにしていけたなら
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