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世界
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作詞 明吏。 |
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君の心の強さが教えてくれたこと
終わる時には二人でいれば・・・ 繋ぐように言った言葉
寂しいことだと君は答えた
僕がいるからこそ 明日を望み 明日を描(えが)く と君は言った
唇が離れた瞬間 君の瞳の世界の色に気づかされていく・・・・・・
誰を信じれば真実(こたえ)はあるのか わからなかった日々
本当を探しては 虚実と失望が用意されていた
深い濁りに足をとられる朽ちた木々の中
前へ歩こうとしては見失いゆく先
恐怖に胸の中の光も奪われていった
そんな場所に躊躇いもなく入り込んで
まっすぐに 僕の手を取り 僕の顔をみて信じる気持ちを掬ってくれた
闇の中 巡り会った 君という世界
手の温もりとその強い目線が見据えている瞳の向こうの明日
空から流れおちた風の 優しさにふれ 僕の胸は新しい光呼びこんだんだ
高すぎた空の夜に蔽われて 泣いていた子供も
星が輝く不思議 母の歌は明日があること伝う
遠い記憶、やわらかな笑顔は今も心に
裏切りの鎖で失った月日が廻す
忘れさられていた絵本の中の戦火を
助けることができたはずの血の報いの
潰えない 痛みの中で 君の上げた顔が言ったんだ負けるな、と微笑み
闇の中 灯っていた 君という世界
汚(けが)されても不変に美しい生命(いのち)の放つ声ではない明日
紡がれた星の歌 心優しく 私の中の新しい想い見つけだせた
唇が離れた瞬間 瞳に瞳が重なる 君の瞳の世界の中で眠りにつきたい・・・・・・
求めていることはわかっている 抱きしめられた心振り払う
生きている限りの生命たちとの約束
君がいたから この運命自分を放さないで歩いてゆける
諦めないで 帰ってこられる
“君の痛み”“君の強さ”が教えてくれ導いてくれる
蝕まわれ蘇る 尊いこの世界で生きていく
長い長いこの旅の果てに 君という世界へ帰りつく・・・・・・
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