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P.S. Friend
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作詞 明吏。 |
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透きとおった光が 雨上がりの街におちてくる
天使の梯子 君から知ったその世界
君の言葉に合わせようと背伸びしようとする私を
君の瞳は温かく包んでくれていた
思い返せばどれだけ幼かった自分
恥ずかしさと懐かしさ 君の優しさ
何年かぶりにたどり着いたあの頃と同じ場所
今 少しだけ君の心に 会いたい
恋心の芽生えなんてなかったけれど
なんでだろう 不思議と ふと 「明日は晴れるよ」
と 夕暮れを見上げて よくそう言ってくれた声を聞きたかった
十六の頃の私とは 少し変わった景色が瞳に映る
他愛(たわい)のない日々は 光り放つ 空の向こう
See you(スィーヤー)!
薄い群青の 黄昏に季節の香りがして
宵の明星 指先さした方角
君より先に気がついて「うん」と頷く君
新しい世界が一つ増えて心が広がったよう
思い返せば未来は遠いからこそいいようにも思ってた
子供っぽさと心細さ 君の静けさ
いつもと違う道を選んで迷いでた坂道
夏 の過ぎたやわらかい風 流れて
どこかで拒んでいた大人になることの未来(あした)
佇んで そっと笑う 君の持つ空気が
ね 坂道をあがって歩く 明かりが点ってゆく街と星の静けさに重なって
十六の頃の私には 見つけられなかった景色が瞳に映る
思い出の季節(とき)は 一つ一つ 瞬(またた)きの中
So far
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