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愛飛行機
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作詞 山猿 |
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今机の上で君への想いを綴る
幼い頃からいっつも一緒だった
おんなじ空見て景色見て
他愛のないことを話し合ったり
時には一緒に泣いたり笑ったり
君が隣にいることは当たり前だった
僕さちょっと今想う
あの時あの場所でああ言って
君を抱きしめときゃよかったのかなんて
一緒に居れば居るほど
これは恋愛なのか友情なのか
それとももっと別のものなのか
自分ではわからなくなっていく
でもねこれだけはいえる
今君が隣に居なくてさびしいんだ
運命なんて信じたことないけど
でも君と僕は一緒になるべきだよね
なんかそんなわけわかんないこと
心のなかで自分で自分と話合ってた
涙がこぼれてきても
心に何かが足りなくても
まだまだ僕は大丈夫なんてさ
言えるわけないよね
でも僕は自分に言い聞かせてた
灯台下暗しそんな言葉の意味考え
近くにあるものほどやっぱり
見落としたりしてしまうのかな
高校あたりから逢わなくなったよね
道ですれ違っても声もかけなくなって
何度か言いかけたことがあるよ
それでもあと一歩が踏み出せなくて
いつからか君からの言葉を待つようになり
恋もできない男になってしまってた
そこでやっと気づいたこと
鈍感って自分でも痛いほど思う
心の奥底ではわかってた
ずっと前から恋をしていた
それに気づいてからはもっと苦しくなって
気づいたら心が泣き叫んでた
いつもいつも本当にいつも
一緒にいてくれた君にただ逢いたい
話し合いたい触れ合いたい
君の一つ一つの仕草まで
もっともっともっともっと知りたい
そんな気持をすべてこの机の上で
書き綴って紙飛行機にして飛ばしたりして
君に届けばいいなとか思ったりして
いつのまにか部屋中ぐちゃぐちゃで
愛の詩でいっぱいになってた
こんなにこんなに愛してるのに
ある日ふと気づくと
君の家の前にひとつの紙飛行機もち
立っていた自分に驚いたけど
玄関にむかってその紙飛行機飛ばして
走って走って家まで逃げた
ある日僕は涙をながした
それは愛という名の涙でした
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