|
|
|
タンポポ
|
作詞 Mimic |
|
僕はこんなに こんなに小さくて
おとなしいのに 名が知れてて
人と同じように 時を歩んでる
音も無く 背伸びして 花咲かせ 枯れてゆく
夜のように 静かに
でも自分が生きていたこと 知らしめたいから
手足を広げ 地に張って
何気なく忍び寄る 風に飛ばされるのは 子供だけ
凍える風に 飛ばされぬように 命を探す旅に出て
変わらない微笑みを 失くしたくないから
暖かい風に 誘われるように 僕の子供たちは飛んで
わからないこの先を 予想し続けている
なぜかこんなに こんなに小さくて
儚げなのに 心だけが
人と同じように 愛を持っている
寂しくて ひとりだと でも今は 兄弟が
いることだけ 知ったよ
姿なくて生きていること 知っているだけの
このもどかしさ 自分だけ
痛めつけていたけど 風に飛ばされるのは 子供だけ
心が強く なることできたら 僕と同じ旅に出て
命の源まで 探しにいったから
暖かい風に からまれるように 僕の子供たちはふわっと
わからないこの空を 旅して生きていく
僕の子供がまた その子供を生み
その子供がまた 新たな命を…
この地球(ほし)に 生まれてきた者なら
命の大切さを 知っているはずだから
簡単に 死ぬとかいう言葉を
口にするなんて 僕 本当許せなくて
凍える風に 飛ばされぬように 命を探す旅に出て
変わらない微笑みを 失くしたくないから
暖かい風に 誘われるように 僕の子供たちは飛んで
わからないこの先を 予想し続けている
|
|
|