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この声が枯れるまで
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作詞 浪雫 |
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何をしてもだめ 踏み外して落ちていく
手を差し出しても 見向きもしないなんて
奈落のような瞳をして 私は貫かれた
それでも涙を呑む 喉元に詰まる泣き言が苦しい
大丈夫 笑って言った 怖くなんかないよ なんて……
背後に忍ぶ嘘 それさえも嘘で隠して
後は何が残る?
苦しさを喚き散らす もう我慢できない!!
もう誰も止めないで 思うだけ叫びたいの
冷たさは熱で溶かす 虚像は波動で壊して
怖くないなんて嘘だ 泣きたいんだ
誰か届いて
この声が枯れるまで
何をしたらいいの 転んでも助けてくれない
君の笑顔の残像 私は貴方の何だったの?
淀む鼓動の奥深く 表情に現われた
それから涙は乾く 頬の涙痕を袖口で拭い続けて
大丈夫 わらって言った 怖くなんかないよ なんて……
体に纏わる嘘 それさえも嘘で隠して
本当は何がホント?
苦しさを吐き散らす もう我慢できない!!
もう誰も止めないで ここから這い出したいの
固まった喉元を掻き毟る 蝕む黒煙を振り払う
変わる事が怖いよ 貴方も私も
どうか聞いて
もう誰も止めないで 思うだけ叫びたいの
感情がぐちゃぐちゃで 言葉も選べなくて
この声に誰か気づけ 独りにしないで
叫び続ける
この声が枯れるまで
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