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DEAR
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作詞 重 |
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「もうすぐだね」って 笑ってばいばい。
あの日の窓には 雪が降っていたっけ。
「元気にしてるよ」って 手紙に書いた。
楽しみにしてたのに なんかため息ついた。
お前だけ、なんていうけど。
ちょっとだらしない君だから、
あたしより可愛い娘に、
目が移ってしまうかな・・・
「ちょっとだけ」余裕ぶったけれど、
やっぱり心配で、こっそり抜け出した。
あの街を越えて、電車に乗って、
わがままな思い連れて、君に会いにゆくよ。
「もうすぐかな」って ひとりで呟いた。
今夜は窓の外 雨が降っているよ。
飛び出してきたけど。
めんどくさがりな君だから、
あたしが来たりしたら、
迷惑かもしれないな・・・
「やっとついた」震える手を握って、
ギュッと目をつぶって、そっとボタンを押す。
あの夢に何度も、出てきた君が、
「おかえり」って言って、そこで待っていた・・・
―――ねぇ、知ってる?今日が何の日か。
―――どうだろうね?
意地悪で 愛想なくて めんどくさがりで
そして誰よりも 愛しい人…
「ありがとう」って素敵な言葉だね。
今日は空の下、月が綺麗だよ・・・
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