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言葉遊び
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作詞 Iori |
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ありがとうの価値を考えてみた
あのとき君から言われた「ありがとう」
最高の言葉だった
さようならの価値を考えてみた
あのとき君から言われた「さようなら」
僕からなにかを奪っていった言葉だった
「おはよう」から始まる今日を 僕は必死に駆け抜ける
途中で「ありがとう」を拾った
ちょっと嬉しくなって立ち止まる
どこかで誰かの「さようなら」が聞こえる
僕は静かにそれをポケットに入れた
ありがとうの価値を考えてみた
あのとき誰かが落とした「ありがとう」
どんな価値があったのか
さようならの価値を考えてみた
あのとき誰かが言った「さようなら」
誰かの何かを奪ったのか
「おやすみ」で終わるはずの僕の今日を 僕は必死に駆け抜ける
途中、悲しそうな顔をした人がいた
この人の「さようなら」だったのか
でも僕は「だいじょうぶ?」を持っていないから なんにもできないんだ
君から別れを告げられたとき
僕はポケットの「さようなら」を握りしめるんだ
そしたらきっと思い出す
「ありがとう」の存在を その価値を
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