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混沌の心(うら)
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作詞 麻緒 |
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気持ち以前には 葛藤 しかり
会いたいと願う指も そう 動いてはくれなくて
心を素直に露呈するなんて事
活字に任せるには まだまだ生意気じゃない
それならいっそ 時間に委ねて
気持ち色焦るまで 待っていようか
鼻歌を歌う間に まっさらな無地のノートを
めくるように過ぎた日々は 渇いた愛を物語り
傍にいて欲しいと 願った毎日は
いつの間にか 空白に抱かれて往きました
少しずつあなたの 中にある私も
声を無くし 思い出せないそんな現に 成るのでしょう
少し遡り 記憶 巡る
初めは何時だって 「ねぇ愛してる」はあなたから
伸ばした手のひら放さないよいつまでも
そんなお得意の甘い セリフも聞き厭きたわ
でもね?きっと 私も同じなの
返事代わりに指を 絡めてみます。
不器用な愛情表現 あなたなら分かってくれるよね?と
口にした言葉でさえも 離れたココロに塞がれた
「おはよう」の笑顔も 檸檬色のランプも
愛情と比例して 咲かないばかりです
少しずつ私の 中にあるあなたへ
帰る道も 見えなくなって二度と戻れずに 散るのでしょう
鼻歌を歌う間に まっさらな無地のノートを
塗りつぶす程の想いで 愛していました
傍にいて欲しいと 願った毎日も
いつの間にか 空白に抱かれて往きました
少しずつあなたの 中にある私も
声を無くし 思い出せないそんな現に 成るのでしょう
せめて 最後にもう一度―「 。」
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