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春
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作詞 大山ゆう |
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悴んだ手が温もり始めた頃
暖かなきらめく光が涙を乾かして
そよ風に舞う桜の花びらに
形のない思い出をのせれば
春を感じて 君を想う
大地に根を張った生命(いのち)から
旅立ちの為の別れを聞いて
ふわり舞えば
心に日だまりがやってきた
瞳 ゆれる 君の想いで
白く 淡く
頭の中のアルバムにまた一つ
いつかページがめくられる未来
桃色に染まって 春を想えば
不思議と優しくなれる
いつか また 出会えるよう
花多く誇らしげに揺れる枝
心ゆらす私と同じに
咲いた花 笑顔誘う
冬は当然去って行き、
涙 誘う春は輝きの中で
不安と一緒に
桃色の希望が瞬き落ちる
記憶 遠く 君の影
甘く 強く
出会った事に 桜色の意味を持つのは
沢山の春が訪れたあと
夢を紡ぎ 君に会おう
春の孤独は
いつか また 出会えるよう
瞳 ゆれる 君の想いで
遠く 切なく
心の孤独と春の息吹を
混じ合わせて抱く今日
繋がっている命を思い出せるよう
少しずつ成長していこう
君が幸せに 出会えるように
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