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決めつけられたアイデンティティ
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作詞 藤元圭 |
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放課後のシブヤ もうまもなく深夜
絶えず行き交う人波に もまれもまれる 交差点
広告照らすネオンの光は ありのままの現実と私
照らしているわ
何のために生まれて 誰のために生きる?
その答え探そうとしたって 高架下には何も無い
降下した私が歩いているのは 登り坂、それとも下り坂?
そんなこと考えてたら なんだか悲しくなった
生真面目に 親に言われるままに 高校まで通ったけど
結局手にしたものは 決めつけられたアイデンティティ
眩いネオンに 見張られているようで
後ろめたさ感じるこの街
今度誰か寄ってきたら この身委ねていいかしら
寂しいだけだと皆言うけれど そんな論理で表現できない
Lonly Lonly Lonly Lonly Lonly
あぁ もう定められたアイデンティティ 演じたくはない
幼きときの思い出を 無理やり胸の奥に閉じ込めて
「もう二度と出てこないで」とつぶやいて
今日も夜は更けてゆく
このマチにまぎれこみ 自分を消してみたいわ
私じゃない私こそが 私のアイデンティティ
もう私に触れないで
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