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絶望オーケストラ
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| 作詞 游希 |
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こんばんは、素敵な絶望さん
今日は特別な誕生日
希望があなたを産みました
幸せに飽きた人間は
他人の不幸せ餌にしました
そうやって大きくなった
希望のお腹を破って
おめでとう、そして消えてくれ
プラチナに輝く貴婦人の偽物を
容易く引きちぎった左手
ばら撒いた床に唾を吐き付けた
誰もが生きたいと潜めた鼓動は
銃声と共に涙を運んだ
愛する人の叫び声でさえも
あなたは楽しそうに手を叩いた
産まれてきたその意味は
産み落としたその過ちは
信仰に愛想を尽かした
神様は地を揺らし
再びその命奪うなど
指先の蟻を潰すくらい
簡単で残酷なものでした
雪に凍える一等地の野良犬は
枯れそうな声を張り上げて
愛する者を探していた
最後の一瞬に輝くものが
あなたの涙でありますように
最後の一瞬に失うものが
あなたの希望でありますように
誰もが生きたいと潜めた鼓動は
銃声と共に涙を運んだ
愛する人の叫び声でさえも
あなたは楽しそうに手を叩いた
産まれてきたその意味は
産み落としたその過ちは
さようなら、醜い絶望さん
今日が終われば消えるんだね
安らかな母親に似ているようで
その姿はまるで希望でした
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