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天使と魔王
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| 作詞 游希 |
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見過ごすなんて論外よ
私の胸を騙そうなんて無理な話ね
嘘のメッキはすぐに剥がれるの
そう貴方が言った一言だって同じよ
『好き』だなんてごまかして
その場しのぎの笑顔に隠れて
私に見えないと思ったの？
それは貴方の大誤算
負けず嫌いに身を預け
問い詰められるとすぐ笑う
そう貴方の悪い癖
治してあげる気にすらならない
もがく姿がお似合いよ
しばらく私のわがままに貴方を巻き込んであげる
世界でどこ探しても見つからない
貴方は本当に幸せ者ね
私と出会えた奇跡に気付いてる？
そう聞くと
必ず貴方は無言で頷く
優しい雨よ止まないで
流した涙がバレてしまう
真冬の雫は冷たく頬を流れてく
奇跡を起こした貴方に私は惚れてしまった
虜にさせられた
悔しいけど好きになる
馬鹿なフリして近づいて
フラれて消える人は皆
貴方に似ている
思い違い？
後ろを向けて歩き出す
私の背中を冷たくさせないで
追いかけて抱きしめて
ほら、また笑ってる
前を向いてても表情ぐらい見えてるの
貴方の本当に悪い癖
治す気なんて端（ﾊﾅ）から無いのよ
一人で足掻く姿が貴方らしいね
そのまま私の証を持たせてあげる
宇宙をどれだけ飛び越えようと
全て私の意のままになるの
だから貴方は操り人形
糸の無くしたピノキオよ
自由になりたい？
いつもの癖で返してみせる
明るいお日様消えないで
彼の輝き目立ってしまう
暖かい春の向日葵
ゆっくり香りを運んでく
奇跡を起こした貴方に私は惚れてしまった
虜にさせられた
悔しいけど好きになる
いつか二人は歳をとる
貴方の心に私が生きて
私の心に貴方は根を張る
その時は一度も言わなかった言葉を使って
癖を治した貴方に言うよ
『愛してる』
不意に前が暗くなって
肩はそっと包まれた
いつから惹かれていたんだろう、そんなこと言って喜ぶと思った？
私は貴方に伝えたい
『いつもの大したことない貴方じゃない』
それでもいいよ、と返した瞳は
真っ直ぐ私を見つめてる
世界でどこ探しても見つからない
貴方は本当に幸せ者ね
私と出会えた奇跡に気付いてる？
そう聞くと
必ず貴方は無言で頷く
優しい雨よ止まないで
流した涙がバレてしまう
明るいお日様消えないで
彼の輝き目立ってしまう
暖かい春の向日葵
ゆっくり香りを運んでく
奇跡を起こした貴方に私は惚れてしまった
虜にさせられた
悔しいけど好きになる
今は悔しくなんかないよ
だって私は素直になったから
貴方の優しさなら気付いてた
『ありがとう』
今まで見せなかったクセに
ついつい出てくる貴方の癖
嫌いな程大好きなピノキオさん
また明日……
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