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鎖
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作詞 岡崎りえる |
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冷たい光が私の頬をなぞる
暖かい日差しは
いつしか憧れから
憎しみに変わる
たとえ「私」という
くくりは変わらなくても
映し出された姿は
私の影を濃くさせた
眩しすぎる「私」は
本当の「私」をいつしかのっとって言った
その鎖に縛られて
私は動けなくなった
助けて欲しい?
そんな感情はとうに枯れ果てた
もう消えゆくことを望んだ
いつしか「私」が薄れて消えて
本当の「私」に戻る・・・
そんな遠い眼をしていたあの日々に
区切りをつける
誰かじゃない
「私」
人に頼ることの安心感に浸って
見失ってしまった
ねぇ
何処にいるの・・・
本当の
「私」
目を開けて
手を伸ばして
両手いっぱい広げて
歩き出そう
自分から
歩み寄ろう
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