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私は雨を背に歌った
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作詞 naococo |
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安っぽく纏めたくないから
等身大の思いを連れて
彼女が笑う意味を 私は考えていた
幸せという言葉 その前に立ち止まり
彼女の笑う意味を 考えていた
人の悦びの中に 哀しみがあること
彼女はいつか 知るのでしょうか
言葉をもたず 不器用に笑う
誰かのことも 知るのでしょうか
英雄を讃える声がする
世界に常備された倫理が
少しずつ形を変えて 産まれてゆく
英雄の幸福 その意味を計りながら
彼が信じる愛を 私は考えた
等しく存在する その愛の中に
彼は今 いるのでしょうか
世界よ 彼よ 私も あなたも
その愛の中に いるのでしょうか
英雄の幸福 その意味を計りながら
彼が信じる愛を 私は考えた
幸せという言葉 その前に立ち止まり
彼女の笑う意味を 私は考えた
何を知っても 私は歌うことしかできず
彼の痛みも 彼女の幸福も
わたしの夢も 誰かの希望も
すべての記憶と雨を背に 私はただギターを鳴らした
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