|
|
|
虚夢
|
作詞 NO NAME |
|
ここは何処かなんて知らない
今がいつかなんて関係ない
ただ レムとノンレムの狭間で
僕は君と出会ったんだよ それだけ
気づいてないみたいだけど
始まりも 終わりも 一緒だったよ
この世はきっと忘れない
絶対 その一つ一つを忘れない
目が覚めることはないだろう
その手に触れるまで
その手には触れられないだろう
目が覚めるまで
ガラスの靴を失くしてしまった?
それとも 青い鳥を探している?
僕にとっちゃ どっちでもいいけど
ここにあるはずなんだろ その答えが
90分ごとに変わる世界の中で
僕は僕の姿をして
永遠に変わらない君を見ていた
目は閉じていたけどね
近づくことは許されないのに
離れることもできない
でも 決して悪いもんじゃない
願いが叶ったのだから
霞みゆく君の姿に合わせて痛くなる
心があるべき右胸が
強まる痛みに合わせて
霞みゆく君の姿 僕の世界 そして時間
白馬に乗った王子様を待っている?
それとも お菓子の家を作っている?
僕にとっちゃ どっちでもいいけど
ここにあるはずなんだよ その答えが
僕はそれを探している ずっと君を探している
昔々に置いていかれた
悲しい過去を探している
僕はここで迷っている 只々 君に迷っている
歪んでしまった夜空に輝く
いくつもの現在に迷っている
やっと見つけた孤独な居場所が
薬指に縛られない君が
虚ろに微笑み 手を差し伸べている
無意味な未来を待っている
|
|
|