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愛ノ営ミ廃棄物
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作詞 NO NAME |
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一昨日も 昨日も 今日も 明日も 明後日も 明々後日も 弥明後日も
その次も またその次も 同じコト繰り返す 寝て起きて 繰り返す
たまには何かないかと思って また繰り返す
俺なんかいてもしょうがないと 死んでも何も変わらないと
だって俺と同じのが 溢れてる 切って捨てるほど
そこには希少価値なんて あったもんじゃない
君はこの世にも どの世にも 一人だけなのにね
べつに自分は失敗作だなんて そんな風には思っちゃいないよ
だってそうだろう? 神様でも 仏様でもない
俺は正真正銘 純度百パーセント アナタ様の性交作
ただ 保証期間が少々短い気がするけどね
ここに俺を呼んだのは この俺を創ったのは
アナタなんでしょ? 頼んだ覚えなんかはないのに
勝手に惹かれ合って 勝手に重ね合って
勝手に俺の人生 始めさせちゃったりして
人の気も知らないで とんだ御都合主義で
「まあ、私の可愛い赤ちゃん」なんて狂気の沙汰だよ
大きな大きな二重螺旋 その中に俺も巻き込まれていく
またそうやって殖やされていく また一つカルテが増えていく
これは俺の物なはずなのに 始まりさえ奪われてしまうのなら
せめて 終わりだけでも決めさせてよ この両手で
ピリオドを打ったり 幕を閉じたりしたいんだ
これがいわゆる 一生のお願いってやつです
君が生まれた時に 涙を流した人が二人
俺が生まれた時も 涙を流した人は二人
君が消えてしまった時に 涙を流した人が一人
俺が消えた時に 涙を流してくれた人が一人
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