|
|
|
不燃恋
|
作詞 NO NAME |
|
この二つの手は包まれていたよ
初めてつかんだ君の手に 温かく優しいぬくもりに
今ではすっかり冷たくなった
この二つの足は感じていたよ
君と歩いた道のりを あの公園までの坂道を
今でも一人で辿ってしまう
この二つの耳は聞いていたよ
「愛してる」と言った日も かすれた最後の言葉も
今はもう響かない愛しい声
この二つの目は見ていたよ
『直接会って話したい』と書かれた 携帯の画面を
一人 僕を待つ君を 涙に濡れるその顔を
サヨナラを言うその顔を さみしく笑うその顔を
去って行く後ろ姿を 誰もいない僕の隣を
でもね
最後に「ありがとう」と言った そんな君も覚えている
この目が、耳が、手も、足も、体中が覚えている
君と歩いたこと 愛を伝え合ったこと
君から貰った温かく優しいぬくもりも
あの日あの場所 一緒に生きてきた全てを
僕は忘れない 絶対 絶対…
君を忘れない 絶対 絶対 絶対…
この唇が言えなかった言葉も
紡げなかった想いも
|
|
|