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神
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作詞 アアル |
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僕の恋人が弾丸に撃たれた
心臓を撃たれて僕に別れも言わず
ただ赤い液体が凝固を始めて
旅立ってしまった
ただ僕の腕の中で冷えていった
傷口からあふれるのは君の魂
貫いた殺戮は彼方へ飛んでいった
君は旅立った
「ああ!なんという仕打ちを神、アナタはなさるのか!
私が何をしたというのか!
アナタは私から大切なものを奪ってさぞご満悦だろうな!」
また一人、私の子どもが命を奪った
心臓を銃で貫いてしまったらしい
ただ血液が血小板で固まり
私の元へ来た
恋人の腕の中で体温をなくした
あふれる魂を私は再び受け取る
すると、恋人の声が私に届いてきた
私は答えた
「お前たちは何かあるたびに私に責任転嫁する。
もっとも下等で下劣だな。
私はただお前たちに全てをゆだねていただけだというのに」
神の前には人はあまりに無力
ゆえに人は神を絶対的なものとしてみる
神はその時2つに分かれる
「絶対的な支配者か絶対的な慈愛者か」
もし神がいて万物を作ったとするなら
すべての人が神を崇拝することはないだろう
何人かは、少なくとも何人かは
神を下劣な支配者「タイラント」としてみるだろう
その時、神は人に哀れむ
「自分に責任が持てないヒトとは私の可愛い失敗作だ」と
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