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枯れない涙に願いを
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| 作詞 アアル |
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「君に逢えてよかった」
横たわる貴方は私に微笑む
「そんなこといわないで！」
横たわる貴方に私はこぼす
貴方と過ごした日々
貴方と歩んだ道のり
貴方と積み上げた思い出
これからも私は貴方といたい
貴方には消えてほしくないの
数々の幸せは貴方がくれた
これからも私に幸せを…
だからそんなこといわないで
例え死神が貴方に今取り付いていても
私のためにもう一度起き上がって
例え死神が貴方を切り裂こうとしても
私のためにもう一度振り向いてよ
私にまた笑顔を取り戻してよ
私をもう一度抱きしめてよ
私をまたその手でなでてよ
私の気持ちを踏みにじらないでよ…
「もうサヨナラの時間だ」
貴方はぼそりとつぶやく
「まだ逝かせないから！」
私はふるえて叫びだす
貴方がいなくなったら
貴方が消えてしまったら
貴方がわからなくなったら
何をもって生きればいいの？
全てがグレイのこの世界で
何をもってさまよえばいいの？
寄り添う相手もない世界に…
貴方が動かなくなった
貴方から力が抜けた
貴方の意思がなくなった
貴方を失ってしまった
私はいつまで泣きさけばいいの？
貴方の抜け殻を目の前に
私はいつまで泣きさけばいいの？
枯れない涙が滴る貴方の頬に
滴る一滴一滴に貴方の奇跡がこもっているの
何もかもが夢であってほしい
貴方へのこの枯れない涙が出尽くした後に
微笑む貴方がいることを願って
枯れない涙を私は出し続けます
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