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鎮魂歌
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作詞 silent killer |
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空っぽになったばかりの心の中に流れる黒い雨 黒い涙
信じられる事もなければ、信じられる人もいない
たった一度きりの過ちが狂おしいくらい刃物と化して
僕の身体を含む全ての物を、いとも簡単に切り刻んだ
朽ちた人類の欲望も汚染されたエアの中、泡の如く消えた虚無
善悪のない世界が宇宙みたく広がるなら、僕は眺めたい
前世も僕と同じような罪人の振りをした気の弱い人間だった
空想として瞳のスクリーンに現れる絶望の駆け引き
マンホールの蓋を開ければ別の世界へ旅立てるって噂
闇と言う名の自身の影を引き連れて有無言わさず飛び込む
朽ちた人類の欲望も汚染されたエアの中、泡の如く消えた虚無
善悪のない世界が宇宙みたく広がるなら、僕は眺めたい
ah 僕の存在を他の誰かに示したかったのに何故
涙のように降り続く冷たい雨に濡れて叫ぶ孤独の鎮魂歌
初めっから産まれてなきゃ目の前の事は非現実になる
でも生を受けたからには向き合わなきゃいけない自身と ah
汚染された大地に住めって言うのか神々からのバイオレンス
花も草木も前とは変わりなく揺れてるのに残酷な巡り合わせ
頭を強く叩いて頬を強く引っ張って痛みがある事を知ると
現実のアスファルトの上で堪え切れない怒りの拳を振り落した
思い描いていた夢も守るべき大切なものも、あの日奪われた虚無
返してと言っても届くことのない、だって奴らは雲の上だもの
やがて地球は滅びてしまう諸説に怯え営みを続ける日々
悪いのは誰だ悪いのは誰だって捜す事にも疲れた最期
隕石が落下してきたり大気汚染で死滅する人類の未来
選択肢は無いから今を強く生きようぜ恥じない最期であるために
思い描いていた夢も守るべき大切なものも、あの日奪われた虚無
返してと言っても届くことのない、だって奴らは雲の上だもの
ah 時計の針が空白を埋めるようにチクタク音を奏でる
どんな運命だって受け入れるって誓った腹の中 母の中
誰もが神には逆らえないんだ だから神を崇めたんだ
人類の過ちは人類で背負い続けなきゃいけないんだ神々 そうだろ
夜空を飛び交う飛行物体を流れ星と勘違いして手を合わす人々
数秒のニュースで綴じられる人の最期と不幸 命って何だ
自殺志願者が最期に見た景色
生きたくても生きれない人が最期に見た景色
現実って何だ 非現実って何だ 誰か教えて 教えて
でも知りたくない 知りたくない
誰の心にもある暗闇と葬られた過去の栄光への鎮魂歌
運命に翻弄された弱者も権力を手に入れた強者も人であること違いない
生きろ 生きろ 胸を張って 強く生きろ
生きろ 生きろ 胸を張って 強く生きろ
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