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in the good-bye
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作詞 九十九里浜ナナコ |
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当たり前になったことで
いつからか薄らいだ
離れゆく頃に気づいて
悲しさに目の前がゆらいだ
繋ぎ止めることできず
ただ孤独に打ち震えるだけ
今は隣に出来た空白に
そっと涙を流した
サヨナラの中で
唯一振り向いてみせた
最後に見えた優しさが
何よりも辛い
幾度も重ねた時が
過去に変わりゆくなか
置き去りにされたまま
そこから動けずに
連ねるのは儚い思い
憂鬱な日々の中で
それすら薄らぐ日が
いつかは来ると信じて
サヨナラの中で
瞳から流れた光
いく筋にも重なって
静かに落ちていった
後悔の渦に
いつまでも飲み込まれ
悲しさはますばかりで
どうしようもなく泣き崩れた
過ごした日々に
まだ見ぬ明日さえ
色褪せた世界が広がり
その中に一人佇む
無くしたものは
失ってから気づくなんて
当たり前の言葉も
今はただひとつの真実
サヨナラのあとに
追いかけること
選ばなかった過去に
落とした光
もう交わることのない影
隣にできた空白さえも
いつかは愛せること信じて
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