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花火大会
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作詞 もとじーた |
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一昨日買った大人っぽい浴衣があんまりしっくりこない
6時30分に待ち合わせた貴方とこれから花火大会へ
無駄にお洒落をしていつもとは違う自分着飾って
そんな私のこの夏の最大最上級の緊張の一瞬を
祭りは賑やかで出店があちこちに並んで
燥ぎたい気持ち抑え 貴方の前では大人で
下駄で足が痛くなったって待ってなんて言わないで笑って
貴方の隣視線合う度に私の心の中で三尺玉花火が打ち上がった
暑い夏の終わりに緊張も吹っ飛ぶ花火が上がる
大声で貴方に「好き」って叫んだって聞こえないんだろう
夢の様なリアルに心臓も奪われる貴方がいる
大声で貴方に「好き」って叫んだって迷いなんてないから
慌てて買った可愛い下駄がなかなか上手く履けない
ずっと前から約束してた貴方と夢に見た花火大会を
意味ないめかしをして普段とは違う自分偽って
こんな私のこの夏の最大最上級の最悪の歓喜を
祭りは賑やかで花火が次々に上がって
燥ぎたい思いを堪え 貴方の前では笑顔で
浴衣がしっくりこなくたって貴方だけについて行って笑って
貴方の隣視線合う度に私の心の中で三尺玉花火が打ち上がった
長い祭りの最後に涙腺も吹っ切る花火が上がる
大声で貴方に「好き」って叫んだって聞こえないんだろう
短い貴方とのひと時感情が爆破する祭りが終わる
大声で貴方に「好き」って叫んだ 花火よりも大きな何かが打ち上がった
長い想いの結末に意味なんてなくったっていいじゃない
私は貴方が「好き」だから それは死んでも変わることじゃないから
この夏最大最上級の最高の花火大会を
暑い夏の終わりに緊張も吹っ飛ぶ花火が上がる
大声で貴方に「好き」って叫んだって聞こえないんだろう
夢の様なリアルに心臓も奪われる貴方がいる
大声で貴方に「好き」って叫んだって迷いなんてないから
また来年もその翌年も何十年先車イスに乗るようになっても
同じこの場所で一緒に夜空を眺め 花火を見よう
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