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もう戻れない
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作詞 ジョンレノン |
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風がまだ冷たい春
朝の世界が虚しいのは、君がいないから。
温かいコーヒーを飲んでも、僕の心は冷たいまま。
「いってきます」と言ってドアを開ける。
でも本当は君の「ただいま」を待っているんだ。
街を歩いていても、電車に乗っていても、
僕は君を探してしまう。
あの日、僕は君を見つけてしまった。
君から目が離せなかった。
僕の視線に気付く君。
柔らかく笑って、僕を包み込んだ。
付き合い始めた頃は、幸せだった二人。
僕達の未来など、まぶしくて見えなかった。
いつからだろう?僕達が離れていったのは?
どうしてだろう?君の流した一匹の涙。
弱り始めた二人の愛。気づくのが遅すぎた。
君の元に戻りたいけど、閉じてしまった君への扉。
開ける為の鍵は、僕が壊してしまったらしい。
君のいない春は、冬より寒い。
君も同じなのかな?
寄り添いあったら温かいかもしれないけど、
二人の間の氷が邪魔をするんだ。
君を忘れるくらいの恋をする。
君も僕を忘れるくらいの恋をする。
そんな日が来るまで、僕は独りさ‥‥。
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