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臆病者の独り言
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作詞 lata |
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僕の中にあったもの 膝を抱えて唄ってた
ドアの無い部屋の中 臆病者の独り言
運命は僕らを嘲笑って 行き着く先さえも解っていて
失笑したっていいだろう なぁ 僕にはその権利があるだろう
誰かひとりいなくなったところで この麗しい世界は回り続け
馬鹿馬鹿しく思えてきたって この身を守る術 考えてる
例えば僕が光だったら その他大勢は闇なのだろうか
例えば僕が正義だったら その他大勢は悪なのだろうか
誰か教えてくれよこの僕に 世界の理ってやつを
偽善者とか言われたって良い 俺は利己主義者だもんな
みんなそうだろ だってそうだろ?
人は悔やむとき涙を流すの それが大地を潤したって
そこに咲く花に変化などない ひとは唯虚しくて
僕らいつだって 運命様の思い通りに動いてるけど
別にそれに逆らおうなんて 思わないさ
だって僕ら それに気づいてさえないんだろう
貴方は酷く変わったけれど その唄だけは変わらないんだね
ドアの無い部屋の外 臆病者の独り言
偶然が僕らを出会わせたけど 運命がまたそれを引き裂いて
だけどそんなに嘆かないで ねぇ 今の貴方は寂しいひとよ
貴方は何を求めているの 同情でも乞うつもりなの
俯いたその瞳に 私のことは映っていないの
例えば私が海だったら 貴方にとっての糧になれる?
例えば僕が宙だったら 貴方にとっての世界になれる?
誰か教えてよ情けない私に 世界の奪い方を
貴方の為ならば 私は盾でも剣にだってなってやる
みんなそうでしょ 欲まみれでしょう?
人は傷ついたとき血を流すの それが大地と人を結ぶ
誰がいなくても何も変わらずに ひとは唯虚しくて
私達いつだって 運命様にしがみ付くけど
ねぇ気づいてる? 彼は嘲笑ってる
悲しいことね それに気づく手段が無いもの
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