|
|
|
狐高の彼方
|
作詞 福音 琉依 |
|
ただ一面の銀世界 見渡す限り雪の海
たった一人そこで舞い 走る小さな狐(こ)の姿
黒曜石の瞳には 淡く幼い日が霞む
木々が消えた森の中 ちらちら降った雪の華
空を見上げた狐の願い 春の便りを待ってると
白い前足合わせては 遠い彼方へ想い込め
今日も寒い雪の中 小さなきつねが走ってる
信じ続けた春来ると 銀の世界でただ一人
雪の華が旅に出て 凍った森に日が灯る
暖か春の訪れは 待ってた皆の幸せと
引き換えに上った 狐の姿
今はどこにいるのかな 春を呼んだ君の名を
ここで皆が唄ってる 信じて今も唄ってる
森の仲間の幸せを 誰より望んだ銀ぎつね
世界が忘れてしまっても 僕らは君を忘れない
|
|
|