|
|
|
世界改造工場
|
作詞 飛行船 |
|
とある昔この辺りに
世界改造工場があった
僕らの生活を豊かにする為に
毎日動いていた
「人は殺してはいけません
でも豚は殺してもいいですよ」
「像は自然にいるもんですよ
でも動物園にもいますよ」
「魚は海にいるもんですよ
でも水族館に見に行けますよ」
自然の決まりを捻じ曲げて
改造は進んでいく
自然は加工されて
僕等中心の世界になった
「これでいいだろう?俺だけよければ」と
世界に言われてるみたいだった
改造は進行していく
いろいろなものに
「でも」をつけて
矛盾を生み続ける
煙突から煙を出して
世界改造工場は動き続ける
「命は金で買えない
でもペットは金で買えます」
「人が病気になれば直します
でも人以外は大体殺します」
命も加工されて
僕らが神様になった
「自分さえよければいいのか?残虐者」と
猫に言われてるみたいだった
今日もどこかで
世界改造工場は動いてる
今日もどこかで
矛盾という豊かを生んでる
|
|
|