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snow fairy
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作詞 荊 |
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降り積もる雪の中で
そっと呟いた「愛しています」
凍り付いて粉々に砕け散っている言葉の欠片
そっと拾い集めて 白の奥へと埋める
そう 偶然に出会い ああ あたしを変えた人
いつしか一人でいることに慣れてしまっていたから
視線を交わすことさえ ただ戸惑うばかり
約束なんてものがあてにならないと知っていたから
ほんの少しでも望まずにいられなかった
凍えた 微笑は永久に ああ 誰かを待ち続ける
手のひらに 唇に 吹き付ける 粉雪の 冷たさも
痛みさえわからずに ただ一人 この場所を 離れられない
夜は明け 朝が来て それなのに 太陽は今日も見えない
真っ白な世界
抱きしめた ぬくもりも 愛しさも 切なさも この名前を呼ぶ
その声も 優しさも こんなにも 苦しいほど覚えているのに
会いたくて 触れたくて たまらない その胸は あの日突然 消えてしまった
そう いつまでもここで ああ あなたを待つのでしょう
手のひらに 唇に 吹き付ける 粉雪の 冷たさも
痛みさえわからずに ただ一人 この場所を 離れられない
夜は明け 朝が来て それなのに 太陽は今日も見えない
真っ白な世界
抱きしめた ぬくもりも 愛しさも 切なさも この名前を呼ぶ
その声も 優しさも こんなにも 苦しいほど覚えているのに
会いたくて 触れたくて たまらない その胸は 二度とここには 還らない
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