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おんなひとり酒
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作詞 西川 陽二 |
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おんなひとりで 呑む酒は
理由があるよと いうけれど
噂なんかは 気にしない
煙草ふかして またお酒
呑んでみるけど さびしさが
こみ上げ酔えない おんな酒
好いて好かれた 暮らしにも
いつか引き裂く 風が吹く
まるで岸辺の 舫船
綱が切れたら もどれない
それを承知で 切りました
わたしの負けです 指を噛む
ざんげ酒ねと 指先で
描いてまた消す ガラスまど
覗く向こうの 夜も更けて
港灯が 身を責める
せめて今夜は つらい過去
捨てたい酒です ひとり酒
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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