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ふたりみち
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作詞 西川 陽二 |
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1 あじさいが咲いている 岸辺をあるけば
わかれたあいつの 面影が揺れる
流れゆく 歳月を
指折りかぞえりゃ両の手を
あわせても足りぬほどすでに過ぎたのに
いつまでも この俺に宿るやつ
2 理由ひとつ言わないで 去り行く後ろが
クルマのミラーに 濡れて泣いていた
枯れ葉散る さよ時雨
思い出すたび胸を刺す
あの時に抱きしめて止めていたならば
こんなにも いま俺を責めぬのに
3 移ろうか花の色 雨風叩けば
この世のよろこび かなしみがにじむ
出逢いみち 別れみち
日暮れ迎えりゃさみしさに
とめどなく目がしらに涙あふれ出る
もういちど あるきたい ふたりみち
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