|
|
|
弔いの彼方へ
|
作詞 勇陽 |
|
あなたが眠る街はどこにあるの…?
彷徨い続けた足音が
聞こえては問い掛ける
光なき街に
なにがあるのか
残されたものが
誰かを苦しめてしまうという淡い罪が
空に届かず街を舞う
もっと飛べるでしょう…?
そう告げたあなたはとても悲しそうだった
微かに聞こえた人々の声
やさしい祈りが聞こえる
この場所で
声という名の花火を
わたしは静かに打ち上げていたのです
思い出さなくてもいい
奇跡を信じないで
消えては続く星を見つめて信じていた
あなたと逢えた場所だから
キボウを重ねてあなたに逢いにいくから
キオクを探ってあなたの声を聞いているから
懐かしい声が全部なくなった訳じゃない
悲しい愛があるだけ
新しい声と足音が日常に近付けるなら
ここはもう枯れゆく街かな
さよならよりも終わりのない
現実がこれから流れようとしている
|
|
|