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「明日への桜」
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作詞 勇陽 |
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荒れ果てた大地に咲いた
暖かくて大きな桜の木は
花びらが散って
失われた声を私たちの瞳に映してるみたいだ
傍にいるように近くて
遥か遠いようなあなたの色鮮やかな想いを
私たちは受け止める事が出来るかな
いま、少しだけ
あなたの声と姿が浮かんだから
私たちは子供のように
泣いて 泣いて
祈りの歌をお返しに届けようと
ありったけの愛を
あの大地へ
ただ安らかに
ただ抱きしめたくて
誰も悲しい顔をしないように
明日も一緒に桜を眺めたいから
風に吹かれていつまでも花びらが舞う
終わりなき桜のメッセージ
約束してたよね
目を閉じてる間は隣にいるって
だから、涙を流してる間もきっと…
涙と一緒に
空から零れた落ちた春の雪
桜の花びらと一緒に触れ合う真っ白な雪が
いまを生きる私たちを映している
深くて暗い寂しい夜を
真っ白な雪が照らして美しい夜桜へ
いま、諦めない
命の力強さが此処にあるから
最期にあなたの手を
笑顔でしっかりと握った
私はいま、あなたと出会って別れ…
夜桜が贈る花びらと一緒に
深い爪あとの大地を歩いている
傷だらけの道なのに
桜が咲いて 雪が舞い
あなたが眠るこの大地を
いまも一緒に
桜と雪が舞う夢幻のような夜空の中で
無数に輝く流れ星を見た
ねぇ、いま呼んだ?
出会った頃のあなたの声と姿が浮かんだから
春を優しく運ぶ桜の花びらたちに
私は『希望』の想いを込める
あなたに届くまでいつまでもずっと
いつまでも
私が忘れないようにいつまでもずっと
いつまでも
想いを運ぶ風は
今日も明日も吹くから
私もあなたも決して一人じゃない
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